豊田市の小学校の生徒が校外学習から戻ってきた後亡くなったようです。
熱中症と見て調べを進めています。
事件の概要
豊田市教育委員会によりますと、17日午前11時50分頃、豊田市の梅坪小学校から、小学1年生で6歳の男子児童が倒れたと、119番通報がありました。
男の子は、熱中症と見られ、病院へ運ばれましたが、心肺停止の状態で、間もなく亡くなりました。
学校では、17日午前10時過ぎから、校外学習で、倒れた男の子はじめ、児童112人で、学校近くの公園に行っていて、午前11時50分頃、学校へ帰ってきた後、教室で意識を失ったということです。
CBCより引用
今日も気温が上がって酷暑でした。
豊田市の今日の気温を調べて見ました。
tenkiより引用
9時の時点でもう30度を超えています。
太陽の日差しも強かったので体感温度は35度異常だったのではないでしょうか。
隣の県の岐阜県では38度を超えたそうです。
112人での校外学習で、他の児童には問題がなかったとは言え、熱中症対策は万全だったのでしょうか。
梅坪小学校はどこ?
豊田市のどこにある小学校なのでしょうか。
住所:471-0064 愛知県豊田市梅坪町1-5-1
近くには3箇所ほど公園があります。
出典:小学校HP
綺麗な校舎の学校ですね。
HPを見てみるといろんな行事や取り組みを行っているようで素敵な小学校です。
児童の変化に気づかなかった?
出典:CBC
一人の児童が熱中症で亡くなってしまいましたが、校外学習中などに児童の変化はなかったのでしょうか。
学校によりますと、亡くなった児童は、朝の健康観察では異常がなかったものの、公園へ行く途中、歩く速度が遅く、教師が声を掛けていて、帰り道には、疲れたと話していました。
そして、教室に帰ってきて、担任の教諭と話している内に、唇の色が変わってきたため、教室の床に座らせたところ意識を失ったということです。
「17日は、(公園では)虫とり道具を使った遊びなどをしていました。朝の健康観察でも異常は訴えておらず、公園へ行った時も、友人と一緒に遊んでいたと聞いている」(梅坪小学校 藪下隆校長)
「(男の子は)公園へ行くときも、少し遅れ気味でいたので、声をかけたら「疲れた」と言ったので、(教諭が)手を引っ張って頑張ろうねと言って連れていった。帰りも遅れて、前の子と離れたので。ただ、そこで異常までは、気付かなかったのだろう」(豊田市教育委員会 鈴木直樹学校教育課長)
CBCより引用
なかなか体調不良なのか判断するのは難しいのかもしれません。
公園へ向かう途中も遅れ気味だったとのことですが、猛暑の中教師も含め「疲れるのは当たり前だ」という固定観念があったのかもしれませんよね。
暑くても、疲れても、体調が悪くても、多少のことなら頑張らなくては、といった考えは誰でも持つと思います。
児童の体調の変化に気づくこともそうですが、校外学習へ出発する前からしっかりと水分補給は行っていたのかまで気にかけることも大事ですね。
校外学習に出かけてから学校に戻るまで約2時間ですが、その間はしっかり水分はとれていたのでしょうか。
体調がよくても、一気に気温が上がり炎天下になれば体調も急変するでしょう。
私が学生の頃も、冷房など一切つけず授業を行っていました。
部活動も真夏の外で練習していましたが、今思うとよく倒れなかったなぁと思います。
校外学習でも見直しが必要ですね。
ネットの反応
豊田市は、小学生が亡くなったから、今日明日は部活中止だそうです。
誰か死なないと動かない、教育委員会、自治体の姿勢に皆さんは、何も思わないですか?CBCより引用
明らかに体調不良な様子が見られたのになんとかできなかったんでしょうか。痛ましい限りです。
CBCより引用
これだけ連日熱中症のニュースやってるのに、外で虫取り??帰り道疲れたって言ってるのに頑張ろう!?無理させたらダメだよ、この暑さので!
CBCより引用
大人でもキツい炎天下で、先生に嫌だとも言い辛い状況で、熱中症対策用のブザーが鳴る温度計も有るというのに、学校側の配慮が足りなさ過ぎだと思う。
CBCより引用