誰を信用して任せればいいのでしょうか。
親族の成年後見人に選ばれたにも関わらず、その親族のお金を着服していたというのです。
事件の概要
逮捕されたのは、東京・中野区の無職、逸見猛容疑者(70)で、2014年12月から2016年4月にかけ、親族の男性(90代)の銀行口座から現金あわせて3500万円を着服した疑いが持たれています。逸見容疑者は、男性の認知症を理由に成年後見人に選ばれていましたが、男性が所有する一軒家を不動産会社に売却し、その代金を男性の銀行口座から引き出し、着服していたということです。
JNNより引用
高齢者を狙った悪質な詐欺が増えている中で、なんと親族までもが詐欺まがいなことをするなんて・・・
軽い気持ちでしたのかも知れないですし、「親族だから遣ってもいい」などと考えたのでしょうか。
信頼があって成年後見人に選ばれたはずなのに、こんなことが起こっては、一体誰を信用したらいいのでしょう。
逸見猛容疑者のプロフィール
名前:逸見 猛 (ヘンミ タケシ)
年齢:70
職業:無職
住所:東京都中野区
逸見猛容疑者の顔画像は?
動画に顔が映っていました。
出典:JNN
車椅子を押されて車に入って行きました。
足腰が悪いのでしょうか。
成年後見人とは?
精神上の障害 (知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように 家庭裁判所に申立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です。
成年後見制度マニュアルより引用
家庭裁判所から選任されるようで、誰になってほしいかの希望を伝えることも可能だそうです。
成年後見人の役割は、判断力が低下した人を援助することです。
悪質な詐欺から守る立場であるにも関わらず、自らお金に手を出すとは・・・
考えられない行為です。
ネットの反応
性善説ありきの この制度は改めないといけないね。
多分 氷山の一角。
JNNより引用
70歳にもなってどんな遊びをしていたのでしょうかね。 当然弁済は出来ないでしょうけど、こういう場合にはやっぱりやり得になるだけなのでしょうかね。
JNNより引用
弁護士でも後見人となって他人の財産を
着服する人がたくさんいる一般人が安心して生活できるようにして
もらいたいJNNより引用
使えるお金が目の前にあると、自分を制御するのも難しいかも知れません。
誰しも「贅沢をしたい」という思いはあるでしょう。
軽率な判断で、このようなことは溢れているのかも知れませんね。
誰に任せるのか。
どんな時でも人を見る目も養わねばならないですね。