5日夜、福岡県田川市の国道で事故が発生し、男子高校生2人が亡くなりました。
乗用車とオートバイの事故で、オートバイに乗っていた高校生2人は免許を持っていなかったようです。
事故当時の状況を見ていきましょう。
事故の概要
5日午後11時ごろ、田川市川宮の国道201号の交差点で、右折しようとした乗用車と対向車線を直進してきたオートバイが衝突しました。
この事故で、オートバイに乗っていた、いずれも福岡県古賀市の高校生、野間口一輝さん(15)と原堅心さん(15)が病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。乗用車を運転していた会社員の50歳の男性も軽傷を負いました。
亡くなった高校生2人のうち、どちらがオートバイを運転していたのかはわかっていませんが、いずれも15歳で、運転免許は持っていませんでした。警察が、事故が起きた状況を詳しく調べています。
JNNより引用
若い青年の命が失われてしまったのは心苦しいです。
そもそも免許を所持していないのに、なぜオートバイを運転できたのでしょうか。
そのオートバイは誰のものだったのでしょう。
無免許であると知りながらオートバイを男子高校生に貸した側にも責任はありますよね。
いくらオートバイの操作が簡易的であったとしても、道路を走ることは危険な行為です。
貸した側も高校生らも、軽率な行動だと言わざるを得ません。
事故の場所は?
事故が起きたのは、田川市川宮の国道201号の交差点です。
時刻は午後11時頃でした。
出典:JNN
信号機には川宮西大橋とあります。
出典:JNN
右折しようとした乗用車と、直進するオートバイが衝突しました。
見る限りでは、見晴らしも良く遮るものもありません。
原因として考えられるのは、よそ見をしていたのか、乗用車の不注意でオートバイに気づかなかった可能性があります。
または、右折する乗用車に気付きながらも、強行突破でオートバイが止まらず直進した可能性もあります。
夜遅かったとはいえ、電灯もあるので「暗くて見えなかった」とも考えづらいですね。
出典:JNN
オートバイにはシートベルトもないわけですから、衝突した際に2人とも投げ飛ばされてしまったのではないでしょうか。
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出典:JNN
乗用車もオートバイもかなり大破してしまっています。
亡くなった野間口さん、原さん
今回の事故で亡くなった2人のプロフィールです。
野間口一輝さん
年齢:15
住所:不明
高校生
原堅心さん
年齢:15
住所:不明
高校生
15歳であれば、高校1年生でしょうか。
今回だけでなく、他の日にもオートバイで走っていたのかも知れないですね。
「いつものこと」と慣れた様子で運転してしまったのでしょうか。
若い命が失われるのは悲しいことです。
2人の高校はどこ?
無免許でオートバイを運転していた2人が通っていた高校はどこなのでしょうか。
福岡県田川市の高校で調べて見ると、4つの高校が出てきました。
市内ではこの4つですが、市外の可能性もありますし、県外の高校の通っていた可能性もあります。
現時点ではどこの高校だったかは、わかっていません。
ネットの反応
乗用車の運転手が気の毒…。
多くの人がそう思うだろう。JNNより引用
たとえ自分が責任を問われなくても、
自分の運転する車が、バイクに突っ込まれて人が死んだら、後味悪い。JNNより引用
車を運転してた50歳の方がお気の毒です。刑事罰・民事賠償が無くともトラウマになるでしょうし。
JNNより引用
最後に
5月にも田川市川宮の国道201号ではトラック4台が絡む事故が起きています。
今回の事故も、どちらにも非はあると思いますが「無免許では運転してはいけない」という当たり前のことを守っていくべきですね。
軽率な行動が事故を招いてしまうことを再認識させるような事故でした。
ご冥福をお祈りいたします。