なんとも心苦しい事実が判明しました。
2016年に葛飾区・江戸川で発見された男性の遺体を、警視庁が誤って別の家族に引き渡していたことが判明した様です。
出典:FNN
いったいなぜ、この様なことが起きてしまったのでしょうか。
事件の概要
遺体の発見はちょうど一年前でした・・・
2017年6月、東京・葛飾区の江戸川で男性の遺体が発見され、警視庁は、行方不明届が出ていた千葉・松戸市の40代男性の妻や親族に確認してもらい、遺体を引き渡した。
しかし、2018年5月になって、松戸市の妻から夫が自宅に帰ってきたと連絡があり、指紋を確認して、遺体は葛飾区の30代男性と判明した。
FNNより引用
なぜ取り違えたのか?
出典:FNN
警視庁は当時の確認をこの様に述べています。
警視庁が妻や親族ら3人に遺体の容貌や背格好を確認してもらったところ、いずれも本人で間違いないと話したため引き渡した。
東京新聞より引用
警視庁は通常、家族による顔の確認で身元を特定できたと判断した場合、指紋やDNA型の照合はしていない産経新聞より引用
遺体の本当の身元は?
遺体が引き取られた後も、遺体の本当の家族はずっと帰りを待ち続けていたのでしょうか。
千葉県警松戸署に行方不明届が出ていた40代男性と特徴が似ていたため、警視庁亀有署が妻ら親族3人に顔の確認を求め、3人は「間違いない」などと認めた。この直後、30代男性の家族が同署に行方不明届を提出した。
産経新聞より引用
今後の対応は?
この件を受けて警視庁はコメントを出しています。
「本件を教訓に再発防止を図りたい」としている。
産経新聞より引用
遺族からしてみれば、ずっと帰りを待っていたのに、遺骨になって返ってくるとは思いもしませんよね。
心が痛む、信じられない様な事件ですが、二度と繰り返されないことを願います。